イラン、「シリア・パルミラ遺跡の修復に協力する意向」
4月 04, 2016 19:44 Asia/Tokyo
イランが、シリア西部ホムス州タドモルにあるパルミラ遺跡の修復に協力する用意があるとしました。
IRIB通信によりますと、イラン文化遺産・伝統工芸・観光庁のソルターニーファル長官は、ユネスコのボコバ事務局長に宛てた正式な書簡の中で、イランはシリアの危険に晒されている文化遺産、特にパルミラ遺跡の保護、修復再建に関する全ての活動に参加する意向である」と述べました。
パルミラは昨年、テロ組織ISISに占領されましたが、最近、シリア軍によって解放されました。
パルミラは2000年以上の歴史を持っており、ユネスコの世界遺産に登録されています。
昨年、ISISによってこの地域が占領されたことを受け、イランは、ユネスコの事務局長に書簡を送り,シリアの危険に直面した文化遺産の保護に関する国際社会の措置を求めました。
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