イラン外相、「サルダシュトへの化学爆弾投下は現代史の汚点」
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サルダシュトへの化学爆弾投下32周年の式典
イランのザリーフ外相がメッセージを発し、「イラン北西部の町サルダシュトへの化学爆弾の投下は現代史に残る汚点だ」と語りました。
イラクの旧バース党政権は1987年6月28日、サルダシュト市内の人口密集地帯の4箇所に化学爆弾を投下し、この攻撃で市民119人が殉教、8000人以上が毒ガスによる被害を受けました。
イルナー通信によりますと、ザリーフ外相は同日、サルダシュトへの化学爆弾投下32周年に際して読み上げたメッセージにおいて、「イラクから仕掛けられたわが国に対する戦争の中で、特に防衛手段をもたないイラン民間人や、軍人に対する旧バース党の化学爆弾による攻撃は、国連安保理を初め国際機関の沈黙という、きわめて嫌悪すべき行動に遭遇した。こうした沈黙は、この犯罪の実行者やその後方支援者にとっての汚点として、永遠に残るだろう」と述べました。
メッセージではまた、「イランは、宗教法や倫理、法律に基づき、大量殺戮兵器の禁止、および全世界の全ての時代、あらゆる状況下における化学兵器使用への非難という自らの原則を強調するとともに、化学兵器禁止条約に定められた条項を例外なく完全に履行することの必要性を訴える」とされています。
ざらに、ザリーフ外相は「誠に遺憾ながら、制裁や経済テロといった人道に反する手段に訴えるというアメリカの習癖により、化学兵器による後遺症を抱えたイラン人被害者らが、治療に必要な医療機器や医薬品を確保する上で大きな困難に直面している」としてアメリカを非難しました。
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