エーテマード紙、「ヨーロッパはアメリカに追従しない」
1月 26, 2016 23:28 Asia/Tokyo
ヨーロッパは、イランに対抗するアメリカに再度追従するつもりはありません。
テヘラン発行の新聞エーテマードは、26日火曜、イランのローハーニー大統領のイタリア・フランス訪問について、「イランとEUの関係は、改善と拡大に向かっており、包括的共同行動計画の実施は、この関係の拡大を加速させている」としました。
この新聞は、核合意の締結と実行により、イランの国際的に賢明な対応とヨーロッパの経済、政治、治安状況により、ヨーロッパは、二度とアメリカと反イランで同盟しないだろう」と伝えました。
エーテマードはまた、「核合意が成立し、アメリカ議会によってイランとのあらゆる合意が拒否される可能性が提示されたが、西側の指導者は、協議の失敗とイランに対する新たな制裁の行使においてアメリカに追従するつもりはないと表明した」としています。
また、「ヨーロッパでの深刻な経済問題の継続、長期的な経済協力へのイランとヨーロッパの必要性、テロ対策、ISIS の作戦の欧米での展開といったことは、西側を、イランの孤立は中東での問題を何一つ解決しないという事実にいたらせた」としました。
さらに、「バーレーン、シリア、イエメンでのサウジアラビアとその同盟国の行動に対する西側の失望、イランの核問題の解決、ISISの出現はアメリカとヨーロッパの完全な反イラン同盟を不可能にしている」としています。
タグ