イランとロシアの外相が会談(動画)
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ロシアを訪問したイランのザリーフ外相が、「イラクやシリアに対するアメリカの空爆は、容認できないものだ」としました。
(last modified 2025-10-27T05:05:03+00:00 )
12月 30, 2019 20:55 Asia/Tokyo
  • ザリーフ外相とラブロフ外相が会談 (左側がイラン外交団)
    ザリーフ外相とラブロフ外相が会談 (左側がイラン外交団)

ロシアを訪問したイランのザリーフ外相が、「イラクやシリアに対するアメリカの空爆は、容認できないものだ」としました。

レバノンのアルマヤーディン・テレビによりますと、ザリーフ外相はロシア・モスクワで同国のラブロフ外相と会談し、「米国によるシリアやイラクへの空爆は容認できない行動だ」と述べました。

米軍の無人機が29日夜、シリアと国境を接するイラク西部アンバール州アルガーイムにある同国民兵組織ハシャド・アルシャビの拠点を攻撃しました。

イラクの各政党や団体、要人や政府当局はこの攻撃を強く非難しています。

米国とシオニスト政権イスラエルは、イラク民兵組織が地域でのテロ組織への対抗に成功したことを受け、同民兵組織に対する圧力を強化しています。

ザリーフ外相はこの会談においてまた、世界で一部の国が情勢不安や好戦主義を助長していることに触れ、「イラン、ロシア、中国は一部の国とは逆に地域や世界の安定や安全を目指している」とし、イランとロシアは相互に類似した地域的なイニシアチブをとっていると語りました。

一方のラブロフ外相も、「西側は偽善的な形でペルシャ湾での緊張を煽っている」とし、「我々は、ペルシャ湾海域で高まる緊張を懸念している。西側は人為的に緊張を生み出そうとしている」と語りました。

今回のイラン・ロシア外相会談におけるそのほかの議題には、ペルシャ湾情勢やシリア、アフガニスタンをはじめとする地域問題が挙げられます。

ザリーフ外相は29日日曜、高等使節団を率いてロシアの政府関係者との会談を目的に、同国のモスクワを訪問しています。

 

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