イラン外相、「アメリカの制裁は多極主義を危機に陥れた」
1月 01, 2020 04:02 Asia/Tokyo
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ザリーフ外相(写真左端)と王毅外相の会談
イランのザリーフ外相が、「イラン、ロシア、中国は、“アメリカの行動が核合意や多極主義を危機にさらした”との見解で一致している」と語りました。
ザリーフ外相は、ロシアと中国歴訪の終了にあたり、ツイッター上で「過去10年間の最後の外遊において、イランとロシア、中国の間で、“米国の制裁により多極主義が危機に瀕し、米国の約束違反がイラン核合意や国際安全保障を危機に陥れ、また英独仏およびEUが核合意を救済するためにできる唯一の方策は、うわべの表明をやめ自らの責務履行に着手すること”で見解が一致した」とするコメントを記しました。
ザリーフ外相は先月29日、ロシアを訪問して同国政府関係者らと会談し、その後続けて中国・北京を訪問し、31日に中国の政府関係者との協議に臨んでいました。
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