過去100年間で、ファーティマが最も多くイラン人の名前に使用
2月 16, 2020 06:27 Asia/Tokyo
イラン人の出生登録および、出生者に戸籍身分手帳を発行する国家戸籍庁の報道官が、過去100年間に生まれた女子の名前として最も多かったのは、イスラムの預言者の娘の名であるファーティマ(ペルシャ語読みではファーテメ)だとしました。
イルナー通信によりますと、イラン国家戸籍庁のアブートラービー報道官は15日土曜、「当機関が100年前に設置されて以来現在まで、実に1450万人の女性にイスラムの預言者の娘ファーティマ(正式にはファーテメ)・ザハラーという名がつけられていたとし、「これまでに、514万2000回以上にわたりファーティマの名が、またおよそ360万2000回にわたりザハラーという名がイラン人の戸籍名として登録されている」と語っています。
また、「イラン人が娘の名に選んだほかの名前としては、ファーティマの異名であるマアスーメ、マルズィーエ、セッディーゲ、ターヘレ、バトゥール、ラーズィーエ、レイハーネ、タイイェベ、マフディーエ、モハッデセ、ファヒーメ、サイーデ、サフィイェ、オズラー、マンスーレ、ハビーベなどが多い」と述べました。
イスラム暦1441年ジョマーディオッサーニー月20日にあたる15日土曜は、イスラムの預言者ムハンマドの娘で、シーア派初代イマーム・アリーの妻であるファーティマ・ザハラーの生誕記念日となっています。
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