4月 16, 2016 18:04 Asia/Tokyo
  • イラン大統領、「イランとトルコの関係拡大は全面的な利益」

イラン大統領が、イランとトルコの関係拡大は両国、地域、イスラム世界の利益だとしました。

ローハーニー大統領は、15日金曜夜、トルコのダーウトオール首相とアンカラで会談し、イランとトルコは見解を統一し、協力することで、多くの地域問題の解決を支援することができると述べました。

ローハーニー大統領はまた、「イランとトルコはさまざまな分野における協力を拡大することで、両国の取引総額300億ドルという目標を達成することができる」と語りました。

さらに、トルコがOICイスラム協力機構の議長国をつとめる時期に、イスラム諸国の協力や団結が拡大するよう、期待感を表明しました。

一方、ローハーニー大統領は、イスラム教徒の団結におけるイスラム協力機構の対応のつたなさを批判し、この国際機関はイスラム世界の統一と団結を強化するためによりよく利用されるべきだとしました。

ローハーニー大統領は、シオニズムとテロは地域や世界の大きな問題だとして、「すべてのイスラム教徒がイスラム世界の問題や対立の解決に向けて努力し、イスラム恐怖症やイスラム教徒に反対して行われる陰謀に抵抗すべきだ」と強調しました。

ダーウトオール首相も、イランとの関係拡大に向けたトルコの真剣な意志を強調し、テロはすべての地域諸国や世界各国にとっての脅威だとしました。

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