イラン大統領による、地域の安全確立に向けたイランとトルコの義務の強調
イランのローハーニー大統領が、トルコのアンカラで記者会見し、地域の安全と安定の確立に向けた努力は、両国の宗教的な義務だとしました。
キャラミー解説員
ローハーニー大統領は、16日土曜夕方、イランとトルコの8つの協力文書に署名した後、イエメン、シリア、イラクの情勢不安に触れ、「地域の治安確立に向けた努力は、イランとトルコ、そしてイスラム世界全体の利益を確保するものだ」と述べました。ローハーニー大統領は、イランとトルコは、いかなる国の分裂も受け入れられない、戦争と殺害は停止されるべき、テロとは力強く戦うべき、外国は地域諸国の内政に干渉する権利はない、という原則において、一致した見解を持っているとしました。
イランとトルコは、2つのイスラム国として、治安確立とテロとの戦いに関して必要な能力と効果的な役割を有しています。イランとトルコは、地域問題に対して一部の対立はあるものの、話し合いにより、イスラムに対する異なる解釈を敵が悪用するのを妨げることができます。イランは、イスラム諸国との協力と問題の解決に向けたイスラムの統一の原則を守っており、常にその道を歩んできました。トルコのイスタンブールで開催された、OICイスラム協力機構の首脳会議でのイランの統一を作り出す役割は、イランが決して、イスラム世界の対立を望んでいないことを明らかにしています。
イランは、イスラム恐怖症を広めようとするシオニストの陰謀への一部の国の支持、イスラム世界における悪意ある行動にも拘わらず、彼らに友好の手を差し伸べ、イスラムの統一の強化と地域諸国との友好を求めています。トルコがOICの議長国を務めている現在、イスラム諸国の国民が、これまで以上に分裂、テロ、過激派の影響を受けないよう、イスラム世界に統一をもたらす政策が、OICの取り組みの筆頭に掲げられることが期待されます。
シーア派、スンニー派という違いではなく、イスラムを信じているという原則に注目すれば、イスラム世界の統一と宗派間の接近を保障することができます。イスラム共同体は、統一により、今後のすべての問題を克服していくでしょう。この中で、OICの議長国としてのトルコの役割は重要です。
イスラム世界の現在の状況により、政治的、宗教的な対立の余地は存在しません。
シリアやイラクといった中東地域におけるさまざまなテログループの存在は、イスラムのさまざまな宗派に対して政治的な解釈によるものです。敵は、イスラム世界の国々を分裂させるため、イスラムのさまざまなグループを対立させようとしています。このような悪しき陰謀に対抗することが、OICの重要な目的のひとつであり、この目的は、イスラム世界における各国の統一の強化によって実現されるでしょう。平穏、安全、福祉の中で生活することは、イスラム諸国の国民の最低限の願いです。そして、イスラム教徒は、これ以上、一部のOIC加盟国による分裂を生じさせる政策の犠牲になるのを許してはならないのです。