イラン中央銀行総裁、「アメリカは、ヨーロッパの銀行の疑問を解消するため、責任感を持つべきだ」
(last modified Tue, 19 Apr 2016 13:12:53 GMT )
4月 19, 2016 22:12 Asia/Tokyo
  • イラン中央銀行総裁、「アメリカは、ヨーロッパの銀行の疑問を解消するため、責任感を持つべきだ」

イラン中央銀行のセイフ総裁が、「アメリカ政府は、イランとの協力を望むヨーロッパの銀行の疑問を解消するため、これまで以上に責任感を感じるべきだ」と語りました。

世界銀行とIMF国際通貨基金の合同開発委員会に出席するため、アメリカを訪問したセイフ総裁は、この訪問の最終日にイルナー通信のインタビューで、アメリカ訪問の成果を説明し、アメリカなどの西側諸国に対し、国際的な銀行とイランの関係拡大における障害の解消を求めました。

また、「制裁の際、アメリカは、各銀行にイランの銀行との関係を断絶させるため、一つ一つを訪問して脅迫したり、あるいは、さまざまな銀行に莫大な罰金を要求していた。現在の状況の中で、ヨーロッパの銀行の懸念や曖昧な点を完全に解消すべきだ」と語りました。

さらに、包括的共同行動計画は、非常に大きな歴史的措置だとし、「協議の関係国による取り決めの完全な実現は、イラン国民の当然の権利であり、それが完全に満たされるまで、力強く追求されるべきだ」と述べました。

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