スイス外相、「イランとスイスは過去100年に互いへの尊敬を高めてきた」
9月 07, 2020 13:47 Asia/Tokyo
スイスのイグナツィオ・カシス外相が、イラン・スイス両政府の長年にわたる外交関係について触れ、「イランとスイスは過去100年間互いへの尊敬を高めてきた」と述べました。
最初の訪問地イスファハーンからテヘランへ移動したカシス外相は6日日曜、イラン・スイス国交樹立100周年の記念式典において、教育、文化、第三国としての仲介、災害時の救援、人道の5つを100年にわたる二国関係の柱として挙げ、「これら5つの柱は、恒常的な協議の存在なくして続くことはありえない」と述べました。
そして、「イランとスイスは、それぞれの関心や利益を持つ互いに異なる国家であるが、両国の人々は、寛容な精神と好奇心を持つという点で共通性がある」と指摘しました。
さらに、両国の交流が1873年に始まったことに言及し、「スイスはイランとの通商を開始した最初の欧州諸国のひとつだった」と続けました。
カシス外相は5日土曜にイラン入りし、訪問のはじめに中部の古都イスファハーンを訪れ、その歴史的名所や文化遺産を視察しました。その後テヘランへ移動し、6日には公式日程の幕開けとしてガーリーバーフ・イラン国会議長と会談しました。
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