米政府が対イラン銀行追加制裁を計画
10月 08, 2020 17:47 Asia/Tokyo
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米政府が対イラン銀行追加制裁を計画
アメリカ政府が、反イラン的な行動を続ける中、同国銀行への追加制裁行使を追求しています。
米・ワシントンポスト紙によりますと、ホワイトハウスの関係者は匿名で、トランプ政権はこれまでに制裁リストに入っていなかったイランの複数の銀行を制裁の対象リストに入れようとしていることを明かにしています。
ホワイトハウスは、イランの12以上の銀行に制裁を行使することで、イランの全金融部門との関係を禁止しようとしていますが、この措置は、イランへの食事、医薬品など人道的な品目の輸出も妨害する可能性があります。
また、トランプ政権がこの措置により追求する次の目的は、この厳しい制裁の行使によって、仮に11月に実施予定の米国大統領選挙で、対抗馬のバイデン氏が選出されても、アメリカの対イラン核合意復帰を妨害することになります。
イラン、シリア、ロシア、中国、イラクなど世界の独立国家26か国は、アメリカや一部の西側諸国による世界の独立国へのの圧政的な制裁が、全世界で流行している新型コロナウイルス対策での大きな支障になっているとして、この状況の終結を求めています。
医薬品など生活必需品をも対象としたアメリカの一方的な制裁は、この制裁下に置かれた国の国民、特にコロナウイルス感染者にとって多くの問題を生じさせています。
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