11月 02, 2020 20:20 Asia/Tokyo
  • イラン外務省のハティーブザーデ報道官
    イラン外務省のハティーブザーデ報道官

イラン外務省のハティーブザーデ報道官が、イラン北西部の国境にテロリストが潜んでいるとする政府の警告に触れ、「イランはこの件に関し、他者と不注意や冗談混じりの話などしない」と述べました。

ハティーブザーデ報道官は2日月曜、オンラインによる週間定例記者会見において、地域内のテロリストの存在に関するイラン政府の懸念は依然として払拭されていないとして、「この問題は、アルメニアとアゼルバイジャンだけでなく、他の国々の政府にも伝えられた」と述べました。

続けて、ナゴルノ・カラバフ危機の解決を目指すイランの計画と、それに関するアルメニアとアゼルバイジャンの返答について、「この先数週間のうちに、この紛争の解決と和平に向けて進捗が見られることを望む」としました。

また、ザリーフ外相が明日、ボリビアの新大統領宣誓式典への出席のため南米に出発し、式典後にキューバベネズエラも歴訪することに触れ、「イラン外相のボリビア訪問は、二国が高レベルの関係に戻る用意ができている証拠だ」としました。

ハティーブザーデ報道官はさらに、イランが米大統領選へ介入しようと、ロシアや中国とともにサイバー攻撃を行っているというアメリカの主張に関する質問に答え、「他国の内政に干渉してクーデターを起こしてその国の首脳を入れ替えたり、他国にスパイ勢力を派遣するような行為をどの国がしているかは、歴史が示している」と指摘しました。

そして、イラン政府は米大統領選への介入に関心はないとして、「選択を行うべきはアメリカ国民自身だ」としました。

 

 

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