ペルシャ湾での韓国タンカー拿捕に、米が干渉的な反応
(last modified Mon, 04 Jan 2021 21:47:47 GMT )
1月 05, 2021 06:47 Asia/Tokyo
  • 韓国船籍の石油化学物質運搬専用特殊タンカー・HANKUK CHEMI
    韓国船籍の石油化学物質運搬専用特殊タンカー・HANKUK CHEMI

アメリカ国防総省が、最近発生したペルシャ湾での韓国船籍タンカーの拿捕事件に関して干渉的な立場を示し、反発しました。

アメリカ国防総省報道官は、ペルシャ湾での今回の事件に関して内政干渉的な立場を表明し、ロイター通信に対し、「当省はこの問題を察知しており、状況を注視している」と述べています。

4日月曜、ペルシャ湾にて韓国船籍のタンカー1隻が、イランイスラム革命防衛隊海軍により拿捕されました。

イラン南部ホルモズガーン州海運港湾総局のマッキーザーデ副局長は、今回の事件の詳細を説明する中で、「4日朝、韓国船籍の石油化学物質運搬専用特殊タンカー・HANKUK CHEMIが、サウジアラビアのジュバイル港を出発し、UAEアラブ首長国連邦のフジャイラ港湾に向けて航行していた」と語っています。

また、「わが国のIRGC・イスラム革命防衛隊海軍の巡視隊は、わが国の大トンブ島から11マイル沖で海洋法違反に気づき、この船舶に警告したが、同船舶は複数回の警告を無視して航行を続けていた」と述べました。

そして、「問題の韓国船は司法当局の命令とIRGC海軍によって拘留され、法的手続きと必要な調査のためにバンダルアッバース港に向かうよう促された。今回の事件の調査の結果は、海事および司法の規則と規範に則って発表される」と結んでいます。

 

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