イメージが語るイラン
世界生産量第1位のイランのザクロ
1月 05, 2021 16:07 Asia/Tokyo
秋の果物であるザクロは、イラン、アフガニスタン、パキスタン、イラク、トルコなどの一部の国で栽培されています。
イランのザクロ生産は、世界最大量を誇ります。イラン国内で最も生産量が多い地域は南部のファールス州です。イランのザクロ生産は世界で並ぶものがなく、その輸出は大きな利益をもたらします。ザクロの種類が最も数多く豊富なのもイランであり、その理由には農薬を一切使用しない有機栽培による生産が挙げられます。
イランは、その気候条件がザクロ栽培にちょうど適しており、実がよく付きます。秋の果物であるザクロには抗酸化物質が多く含まれ、ビタミンCやカリウムなどが豊富です。ザクロにはまた、血中コレステロール値の抑制、歯や歯茎の健康増進、心臓病や癌のリスク軽減などの、多くの体に良い効果があります。
ザクロは、秋に最も多く消費され、この季節を代表する果物とされています。イランでは、秋の最後の日である冬至の夜の伝統行事・シャベヤルダーにおいて、愛、幸福、実りの多さの象徴であるザクロを皆で食べて祝います。
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