イラン原子力庁の報道官、「アメリカはカナダの代わりにイラン産重水を輸入」
4月 30, 2016 17:34 Asia/Tokyo
イラン原子力庁のキャマールヴァンディ報道官が、アメリカは、カナダの代わりにイランから重水を輸入するとしました。
キャマールヴァンディー報道官は、30日土曜、イルナー通信のインタビューで、かつて、イラン中部のアラーク重水施設の閉鎖を求めていたアメリカは、現在、この施設の操業の継続を認めざるを得なくなり、今ではこの施設で生産される重水を購入している」と語りました。
キャマールヴァンディー報道官はまた、アメリカは、カナダから輸入していた重水の量より多い量の重水をイランから輸入しており、実際、イランがカナダの企業に取って代わっている」としていました。
さらに、イランは、自国産重水量のうち、130トンを国内で使用し、残りおよそ70トンを国際市場に提供する」としました。
また、イランは、現在、包括的共同行動計画に基づく取決めを履行しているが、相手側も核合意における取決めを履行すべきだ」と述べました。
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