欧州議会議員、「イランは米と違い、ISISとの戦いでイラクを助けた」
-
欧州議会アイルランド代表議員のツイッと
欧州議会アイルランド代表議員がツイッターにおいて、「イラクがテロ組織ISISとの戦いで米国に助けを求めた際、同国はこれを拒否したが、イランは即座にイラク政府を助けた」と語りました。
ファールス通信によりますと、アイルランドのMick Wallace欧州議会議員は20日火曜、ツイッター上において、ISISは米国の違法なイラク侵略によって生み出されたとしました。
また、「ISISは、米国のイラクへの違法な攻撃に続く国内の荒廃によって成長した。そのメンバーの大半は、米国が無実の人々を拷問にかけていた刑務所にいた者たちだった」と説明しました。
続けて、「イラクがオバマ米大統領に助けを求めた際、彼はこれを拒否した。しかしイランはイラクを助けにやって来た。その同じ時、米国、ペルシャ湾岸諸国、シオニスト政権イスラエルは、シリアを荒廃させるためにテロリストらに武器を供給していた」と指摘しました。
同議員は数日前にも、イラクの民兵組織ハシャドアルシャビを称賛して、ツイッター上で「イラク政府は2014年、ISISと戦うために、米国とEUに対し助けを求めた。しかし彼らはこれを拒否した。米国によるイラク領土の違法な占領によって成長したISISと戦うために同組織を助けたのは、イランだった」と語っていました。
アメリカは2003年のブッシュ大統領時代、サッダーム政権下の当時のイラクへ、大量殺戮兵器の破壊を口実に侵攻しましたが、米軍により同国が占領された後にも、そのような兵器が存在した跡は全く見つかりませんでした。
ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://twitter.com/parstodayj