SCO首脳会合で、30の協力文書が調印
9月 18, 2021 15:50 Asia/Tokyo
SCO上海協力機構の加盟国の首脳らが、30の協力文書に調印しました。
タジキスタンの首都ドゥシャンベで開催されたSCO首脳会合の終了に当たって、30の協力文書が調印されています。
これにより、地域・国際舞台におけるこの組織の役割や影響力が拡大される下地が整えられることになります。
なお、今回の首脳会合では、開催国タジキスタンのほかイラン、カザフスタン、ウズベキスタン、キルギス、ベラルーシ、トルクメニスタンの大統領および、パキスタン首相、並びにSCOの事務総長およびテロ対策地域構造執行委員会の主任が、それぞれ演説しました。
今回はさらに、ロシア大統領と中国国家主席、そしてインド首相がオンライン参加しています。
今回のSCO首脳会合の重要課題は、アフガニスタンの政治・治安情勢の検討および地域単位の安定・安全の確保、テロ対策活動の連携化、新型コロナウイルスの世界的流行の影響の解消を目指しての共同措置、この組織のオブザーバー国との交流や協力の強化、この組織へのイランの正式加盟手続きの開始、さらにエジプト、カタール、サウジアラビアに対する協議参加資格の供与となっています。
なお、今回の会合でこの組織の次期議長国のポストがウズベキスタンに引き継がれています。
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