イラン大統領がアイルランド外相と会談、「イランは友好国との関係拡大を決意」

2月 15, 2022 18:10 Asia/Tokyo

イランのライースィー大統領は、「イランとアイルランドは、通商・経済といった様々な分野における関係の拡大や強化に向けた可能性を有しており、これらの可能性の活用は、両国の発展や開発のためになる」としました。

ライースィー大統領は14日月曜、首都テヘランでアイルランドのサイモン・コーヴニー外相と会談し、両国の関係を建設的なものだと評価しました。

また、エネルギー、科学技術、農業、工業など、様々な部門における両国の協力の可能性に触れ、「両国の関係や取引は、現在のレベルをはるかに超えることが可能である」と語りました。

さらに、「イランの新政権時代が取り組むべき外交政策の優先事項は、各国の国民の利益の維持、相互尊重である」とし、「わが国が現在、オーストリア・ウィーンで実施中の協議で強調していることは、制裁の解除およびイラン国民の権利への尊重である」と述べました。

一方のコーヴニー外相も、アメリカの約束不履行により、イラン国民が核協議への信頼を失っていることは理解できるものである、とし、「アイルランドは、現在のウィーン協議の中で、核合意が復活するためにイラン側に必要な保証が与えられるべきだと考えている」と語っています。

また、両国の関係の向上と拡大を要請しました。

この会談の前に、駐イラン・アイルランド新大使が、信任状をライースィー大統領に捧呈しました。

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