イランが、非難決議案提出の米仏英独に警告
(last modified Thu, 02 Jun 2022 08:02:34 GMT )
6月 02, 2022 17:02 Asia/Tokyo
  • イラン外務省のハティーブザーデ報道官
    イラン外務省のハティーブザーデ報道官

イラン外務省のハティーブザーデ報道官が米仏英独に向けて、「彼らは外交的選択肢を追求してもよいし、その逆の行動もとれる。その両方のケースに対して、我々は準備ができている」と述べました。

ファールス通信によりますと、ハティーブザーデ報道官は1日水曜夜、ツイッターにおいて「シオニスト政権イスラエルは、核合意の最大の敵対者、NPT核兵器不拡散条約の否定者であり、かつ西アジア・北アフリカにおける唯一の核兵器保有者である。私たちも世界も、そのことを知っている」としました。

さらに、「欧州3カ国と米国が、意図的な狸寝入りをやめるべきときが来ている」と続けました。

そして、「彼らは外交的選択肢を追求してもよいし、その逆の行動もとれる。その両方のケースに対して、我々は準備ができている」と述べました。

ハティーブザーデ報道官は、これに先立つ発言の中でも、「IAEA国際原子力機関理事会での非建設的な措置には、堅固かつ適切に対応するだろう。その結果の責任は、理事会や事務総長の報告をイランに対する圧力の梃子や政治ゲームの道具として見ている者たちの側にある」と説明しています。

ロイター通信は1日、アメリカ、フランス、イギリス、ドイツの4カ国が、IAEA理事会に対し、イラン核計画問題をめぐり非難決議案を提出したと伝えました。

 


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