イラン司法府長官、「アメリカの敵意は強くなっている」
6月 06, 2016 22:19 Asia/Tokyo
イランのアーモリーラーリージャーニー司法長官が、「イランに対するアメリカの敵意は、核合意の包括的共同行動計画の実施後、より強くなった」と語りました。
IRIB通信によりますと、アーモリーラーリージャーニー長官は、6日月曜、司法関係者との会談で、核合意後にアメリカの態度が変わったことは、イランに対するアメリカの極端な敵意の象徴だとして、「アメリカは核合意後、イランのイスラム体制は屈服し、革命的な価値を手放すとして希望を持っていたが、彼らの希望は失望となり、このため、いつもの主張を繰り返している」と語りました。
アーモリーラーリージャーニー長官はまた、イランをテロ支援国だとする最近のアメリカ国務省の報告に触れ、アメリカの世界レベルでの犯罪行為やテロ行為の一部と、ISISなどのタクフィール派のテロ組織に対する支援について説明し、アメリカは地域最大のテロ支援国だと述べました。
さらに、アメリカはイエメンにおけるサウジアラビアの、パレスチナにおけるシオニスト政権イスラエルの犯罪を支持しているとしました。