関西電力が、1日遅れで高浜原発3号機の運転を再開
7月 24, 2022 18:14 Asia/Tokyo
関西電力は、定期検査で停止中の高浜原発3号機(福井県高浜町)の原子炉を起動させ、運転を再開しました。
日本の報道各社によりますと、高浜原発3号機はポンプ室で見つかった約8リットルの油漏れに対応するため、24日日曜に1日遅れで運転再開しました。
今後は、今月26日に発送電を開始し、8月19日に営業運転に入る予定です。
今回のトラブルは、油のフィルターが入っている部品のふたのへこみと、パッキンのずれが原因とみられ、部品が交換されています。
なお、福井県内では現在、関電大飯原発3号機が稼働しており、同原発の4号機は8月12日に営業運転に入る見通しです。
高浜原発3号機は岸田首相が冬の電力需給ひっ迫を回避するために稼働が必要な原発として挙げた9基のうちの1基で、同じ高浜原発4号機は、今年10月に運転が再開される予定となっています。