ロシア、平和式典とは別に原爆死没者慰霊碑への献花を予定
8月 03, 2022 19:42 Asia/Tokyo
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原爆死没者慰霊式典及び平和式典
ミハイル・ガルージン駐日ロシア連邦大使が、原爆死没者慰霊式典及び平和式典とは別に、原爆死没者慰霊碑に献花する見通しです。

米国による原爆死没者慰霊式典、ならびに平和式典そのものは6日土曜に行われます。
駐日ロシア大使館は、ロシア・スプートニク通信の取材に応じ、ガルージン駐日ロシア大使が4日木曜に広島市を訪れ、今年の式典とは別に原爆死没者慰霊碑に献花することを明らかにしました。
スプートニク通信では既に、広島市が平和式典にロシアを招待しないと発表したことを報じていました。
例年、招待状はロシア大統領および駐日公館に送付されますが、今年はウクライナ情勢を受け、広島市はロシアを招待しない決定を下しています。
この問題についてガルージン大使は「この恥ずべき措置により、1945年8月米国による原爆投下の犠牲となった罪のない何万人もの同胞の記憶に、日本の自称反核運動の指導者はあらためて背を向けた」とコメントしました。
さらに「核戦争に勝者はなく、決してこれを解き放ってはならないという重要な基本認識を『核五大国』が確認」し、ロシアは「原子力の平和利用の分野におけるパイオニア」であるとの考えを示しました。
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