バス会社社長が謝罪、名古屋高速バス炎上事故で
8月 23, 2022 13:24 Asia/Tokyo
名古屋高速道路での大型バス横転事故に関して、バスの運行会社の社長が謝罪しました。
日本の報道各社によりますと、名古屋市北区の名古屋高速道路小牧線で大型バスが横転し、乗客ら9人が死傷した事故で、バスの運行会社「あおい交通」(愛知県小牧市)の松浦秀則社長は23日火曜の記者会見の冒頭、「昨日の事故で亡くなられた方、けがをされた方に心よりおわび申し上げます」と謝罪しています。
また、事故原因について「分離帯にぶつかっているので、当然運転手のミスがあったと考えている」とし、「出口に向かう準備が十分できておらず、急に降り口が迫って焦って操作してぶつかったのではないか」との見方を示しました。
その一方で、「運転手に持病はなく、事故前のアルコール検査や検温でも異常は見つからなかった」とし、「バスにはドライブレコーダーが搭載されていたが、画像データなどがどうなったかは現時点では分からない」とも述べています。
今回の事故は、日本時間の22日午前10時過ぎ、名古屋高速道路小牧線の豊山南出口付近で発生し、名古屋・栄を出発し県営名古屋空港(同県豊山町)に向かっていたバスが高速を降りる際、本線と出口への側道を隔てる分離帯(高さ1・15メートル)や、その前にある緩衝具「クッションドラム」に衝突、横転して激しく炎上しました。
この事故で、バス運転手と乗客とみられる2人が死亡したほか、他にバスや後続の乗用車に乗っていた20〜50代の男性7人が負傷しています。
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