日本とインドが共同訓練を実施
9月 14, 2022 16:14 Asia/Tokyo
中国の勢力拡大への懸念を口実とした、インド海軍と日本の海上自衛隊による共同訓練を開始しました。
日本の報道各社によりますと、この演習はインド東方のアンダマン海からベンガル湾にかけての海域で行われ、海自からはインド太平洋方面へ長期航海中の護衛艦「いずも」と「たかなみ」、インド海軍からは駆逐艦やフリゲート艦、潜水艦、戦闘機などが参加しています。
この演習は、今月17日まで行われる予定です。
これについて、海上自衛隊の酒井良海上幕僚長は13日火曜の記者会見で「訓練を通じて、自由で開かれたインド太平洋の具現化に大きく寄与できる。今後も日印の連携強化の努力を続けていく」とコメントしました。
これらの訓練は、中国とロシアの軍隊に対する力の顕示を目的としています。
一方、ロシアは今月初めに日本海周辺での訓練を計画し、これには中国も参加していました。
なお、日印両国は、今月8日に東京で外務・防衛閣僚協議(2プラス2)を開催し、共同訓練の拡充で合意しました。