9月 28, 2022 21:18 Asia/Tokyo
  • 神奈川県横須賀市の米海軍基地の訪問中であるハリス米副大統領
    神奈川県横須賀市の米海軍基地の訪問中であるハリス米副大統領

来日中のハリス米副大統領は28日、神奈川県横須賀市の米海軍基地を訪問し、米国として台湾海峡を含むアジア全域で強硬姿勢を維持していく方針を示しました。

この日、海軍兵を前に演説したハリス氏は、中国が東・南シナ海で「憂慮すべき振る舞い」をし、台湾海峡では「挑発行為」に及んでいると非難しました。

その上で、「米国は、台湾海峡の平和と安定が自由で開かれたインド太平洋に不可欠な要素だと考えている」と述べ、「我々は、ひるまず、恐れず、活動を継続していく」とし、東アジア地域における駐留・軍事行動の継続を強調しました。

ハリス氏は29日に韓国を訪問し、北朝鮮との軍事境界線を視察する予定でいます。

一方、中国は、台湾を自らの不可分の領土とみなしており、各国に「1つの中国」の原則の尊重を促すとともに、台湾の分離独立支持と見られる動きに神経を尖らせています。

特に、ぺロシ米下院議長の台湾訪問後には、これに対する反応として中国は台湾近辺での軍事演習を実施しました。

 


ラジオ日本語のソーシャルメディアもご覧ください。

Instagram     Twitter     Youtube     urmediem


 

タグ