12月 28, 2022 20:45 Asia/Tokyo
  • 青森県外ヶ浜町の障害者支援施設
    青森県外ヶ浜町の障害者支援施設

青森県外ヶ浜町の障害者支援施設で、職員が入所者のほおを平手打ちしたり、下半身を撮影して外部に送信したりしていたことが分かりました。青森県は、同じような事案がほかにもないか、報告を求めています。

NHKが報じたところによれば、青森県などは、外ヶ浜町にある知的障害者などが入所する支援施設「かもめ苑」でことし10月、50代の男性職員が、男性入所者のほおを平手打ちする虐待をしていたことが分かったとしました。

この職員は施設の聴き取りに対し、「結果的に手が顔に当たってしまったことは申し訳ない」と話しているということです。

また、20代の男性職員が、別の男性入所者の下半身の動画を撮影し、メッセージアプリで知人に送信していたことも、今月になって分かりました。この職員は「ふざけた気持ちでやってしまったが、申し訳ない」などと話しているということです。

青森県は27日、施設に立ち入って事実関係を確認したということで、施設に対し、同じような事案がほかにもないか、来月上旬までに報告するよう求めています。

この施設では過去にも職員が入所者を殴る事案があり、再発防止に向けた研修を行っていたということで、「かもめ苑」は取材に対し、「被害者とその家族に対して、心からおわび申し上げます。原因を究明するとともに、県の指導にしたがって、再発防止策を講じていきます」とコメントしています。

 


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