G7広島サミットに韓国大統領を招待へ　豪・印首脳も有力視

日本政府は、広島市で5月開催されるG7サミット（先進7か国首脳会議）に、韓国のユン・ソクヨル大統領を招待する方向で検討に入りました。

読売新聞が、複数の日本政府関係者の話を元に報じたところによりますと、日韓間では、徴用工問題の解決に向けた外交協議が続いており、日本政府は今後の韓国側の出方を見極めた上で、招待を最終判断する構えだということです。

2022 年 4 月に就任したユン大統領は、日本との関係改善および緊張の緩和に向けた積極的なアプローチを示しました。

日韓両国は、第二次世界大戦前の時代から残っている問題や領土問題について、今なお対立を抱えています。

今回のサミットにはさらにオーストラリア、インドの首脳の招待も有力視されている模様です。

現在、時勢からして「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向け、G7と価値観を共有するパートナー国との結束を打ち出すことが求められています。

今回G7サミットは今年5月19日から21日にかけて広島市で開催される予定です。

日本経済新聞は以前、この広島サミットに、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領をオンライン形式で招待する調整に入っていると報じていました。

G7はかつて、ロシアが入っていたころはG8と呼ばれていました。

しかし、ロシアは2014年にクリミア半島を併合して以来、G8から外され、以降はG７となっています。

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