岸田首相がマクロン仏大統領と会談、G7広島サミット成功へ連携
1月 10, 2023 15:30 Asia/Tokyo
岸田首相は現地時間の9日月曜夜、パリのエリゼ宮(仏大統領府)でマクロン大統領と夕食会形式で会談しました。
日本の報道各社によりますと、岸田首相は、自らが議長を務める今年5月の先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)成功へ連携する方針で一致しました。
また広島サミットを巡り、力による一方的な現状変更の試みや核兵器による威嚇や使用を断固拒否するなど、G7の強い決意を示したいとの考えを伝達しています。
また、この会談でウクライナ情勢への対応や国連改革などについて議論する考えも示しています。
さらに、会談前に行った共同記者発表で「フランスは『自由で開かれたインド太平洋』を実現していく上で重要なパートナーだ。実質的な協力を推進していきたい」と述べ、今年前半に両国の外務・防衛閣僚会合(2プラス2)を開く意向を表明しました。
一方、マクロン氏は「フランスと日本は強固な2国間関係を持っている。さらなる強いパートナーシップを築きたい」と語りました。
これに先立ち、両首脳は2019年に大火災に見舞われたノートルダム大聖堂を訪れました。
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