静岡の競技場でフェンス壊れ、J3試合観戦中の10人以上が転落
May 03, 2023 20:54 Asia/Tokyo
静岡県沼津市の県営の競技場で3日午後、サッカーJ3の試合中にスタンドのフェンスが壊れてサポーター10人余りがグラウンドに転落し、このうち、50代の女性1人が大けがをしました。
NHKによりますと、沼津市にある県営の競技場で3日午後4時すぎ、サッカーJ3のアスルクラロ沼津と愛媛FCの試合中、スタンドのフェンスが壊れてサポーター10人あまりがおよそ1.5メートル下のグラウンドに転落しました。
警察によりますと、このうち松山市の50代の女性が病院に運ばれ、ほおの骨を折るなどの大けがをし、このほかにも複数のサポーターが手や足に軽いけがをしたとみられるということです。
チームやサポーターによれば、試合の後半に愛媛FCが得点し、選手たちが走って来て盛り上がっている最中に突然、フェンスが壊れたということです。また消防によれば、フェンスは鉄製のものとみられ、グラウンド側に根元から折れ曲がっていたということです。
愛媛FCのサポーターで転落したという20代の男性は「柵の1番前にいましたが、正直、何が起きたのかわかりませんでした」と話していました。
現在、警察が事故の原因を詳しく調べています。