日本とフィリピンが防衛協力
8月 13, 2016 19:15 Asia/Tokyo
南シナ海の緊張の高まりを受けて、日本が、フィリピンに艦艇を提供します。
ロシアのスプートニク通信によりますと、日本外務省の大鷹正人副報道官は、13日土曜、日本はフィリピンに90メートル級の艦艇を2隻供与すると発表しました。
大鷹副報道官はまた、フィリピンに対する偵察機の供与に関して、フィリピン側と協議を行っているとしました。
さらに、地域の緊張の高まりについて、懸念を表明しました。
フィリピンのヤサイ外務大臣は、11日木曜、日本の岸田外務大臣との会談で、南シナ海における安全の確立のためには、中国が国際法規を遵守することが必要だと強調しました。
中国はブルネイ、マレーシア、フィリピン、台湾、ベトナムと南シナ海の領有権をめぐる対立を抱えています。
日本は南シナ海に関する領有権の主張を行っていませんが、日本政府は南シナ海における中国の軍事基地建設は、日本の商船の航行にとって脅威だとしました。
タグ