安倍首相、慰安婦問題への謝罪の手紙を拒否
10月 05, 2016 20:09 Asia/Tokyo
日本の安倍総理大臣が、慰安婦問題に関する謝罪の手紙の要請に対し、「毛頭考えていない」と表明しました。
イルナー通信によりますと、日本政府は最近、慰安婦問題について遺憾の意を示し、元慰安婦の基金への支援を行うと表明していましたが、韓国の元慰安婦の家族や人々の多くは、それだけでは十分ではなく、正式に謝罪すべきだとしています。
安倍首相は3日月曜の衆議院予算委員会で、韓国の元慰安婦支援財団による首相の謝罪の手紙の要請を拒否し、日本と韓国は慰安婦問題について合意したが、手紙を出すつもりは毛頭ないとし、韓国も合意に基づく取り決めを履行すべきだとしました。
ジャパンニュースは、安倍首相は昨年、慰安婦問題について謝罪し、賠償金の支払いを検討することを約束したとしています。
この数ヶ月、数千人の韓国人女性が日本に抗議し、韓国政府に対し、日本への真剣な対応を求め、言葉による謝罪では不十分だとしています。
中国のグローバルタイムズは、昨年の日韓の合意のあと、両国の関係は改善しているとしています。
毎年、元慰安婦らは、ソウルの日本大使館前に集まり、日本政府の正式な謝罪と賠償金の支払いを求めています。
韓国は、第二次世界大戦中、20万人を超える慰安婦が日本軍に強制的に連行されたことを示す歴史資料が存在するとしています。
タグ