韓国、日本との軍事情報協定を閣議決定
11月 22, 2016 19:52 Asia/Tokyo
韓国が、日本との軍事情報保護協定を閣議決定しました。
AP通信が韓国・ソウルから伝えたところによりますと、日本との軍事情報包括保護協定は、野党の強い抗議の中で閣議決定されました。
反対派は、政府が政局混乱が拡大する前にこの協定を締結させようとしていると非難しています。
日韓軍事情報包括保護協定は、日本と韓国が安全保障分野の機密情報を共有することを可能にするものです。
この協定は、2012年に署名直前までこぎつけましたが、韓国世論の反発により、延期されました。
韓国の関係者は、日本やその他の国の衛星からの情報は、北朝鮮の核・ミサイル計画に関する動向を監視する上で不可欠だと語っています。
韓国の野党は、協定に反対の意見を述べ、パククネ大統領の辞任を求めました。
北朝鮮の核兵器に対する懸念は、5度目の核実験後の9月から高まっています。
9月の核実験は、これまでで最も規模の大きなものでした。
タグ