中国、一帯一路構想への日本の協力を歓迎
(last modified Thu, 10 May 2018 09:28:45 GMT )
May 10, 2018 18:28 Asia/Tokyo
  • 中国外務省の耿爽(こうそう)報道官
    中国外務省の耿爽(こうそう)報道官

中国外務省の耿爽(こうそう)報道官が、「中国の一帯一路構想に日本が協力することで、両国の経済協力の新時代が拓かれ、日本は第3国の市場を活用することができる」と語りました。

IRIB通信によりますと、耿報道官は、「中国の一帯一路構想は、この計画に参加して共通の利益を得ようとする国にとっての、開かれた土台となる」と述べました。

また、中国は、この構想を強化・拡大する中で、常に日本の協力を歓迎するとしました。

昨年、日本の高等使節団が、北京で行われたこの構想に関する国際会議に出席しました。

日本の大手企業数社がこの構想に協力していることから、一部の日本政府高官は、この構想に対する肯定的な見解を示しています。

耿報道官はまた、第3国の市場における日中の経済関係の拡大に向けた協力は、双方の通商・経済協力の拡大の要因となるだけでなく、両国の人々の利益にもなるとしました。

さらに、中国は第3国の市場における共通の目的を推進する上で、日本と協力する用意と、両国が勝者になる経済・貿易活動の結果を強調しました。

一帯一路は中国から始まり、中央アジアを経由し、モスクワ、ロッテルダム、その他のヨーロッパにいたるルートであり、鉄道、石油・ガスパイプラインや、その他のインフラ計画によるネットワーク構想です。