日本の移動式モスクが現地のイスラム社会の歓迎を受ける
10月 11, 2018 16:29 Asia/Tokyo
先月末から稼動を開始した日本の移動式モスクが、イスラム教徒の住民の広い歓迎を受けており、多くの国がこの計画を歓迎しました。
ニュースサイト・SFGateによりますと、この移動式モスクは通常のトラックのように移動が可能で、これは2020年の東京オリンピックに関する、日本の国際的な計画の一部として開発されました。
このモスクを見た東京在住のパキスタン人は、これに関して、「イスラム教徒はわずかな場所で礼拝を行っており、30年前初めて日本に来たときは、隠れて礼拝を行わなければならなかった」と語りました。
また、「日本の礼拝所は増えたものの、現在も十分な礼拝所やモスクはない。このため、この移動式モスクにより、イスラム教徒は安心感を得ることができる」と述べました。
この移動式モスクは、トラックであり、走行中は長さ12メートル、幅2.5メートルですが、駐車してから数分経つと、左右にそれぞれおよそ6メートル広がります。
現在もこのモスクは、48平方メートルの礼拝所となっており、少なくとも50人が収容可能です。
また4つの空気清浄機が設置され、外部には水の入ったタンクなどがあり、礼拝前に体を清めることができます。
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