日産副社長、「国内新車需要は急回復、この状況続けば当初計画水準に」
6月 24, 2020 18:25 Asia/Tokyo
日産自動車の星野朝子副社長が、日本における新車の需要の全般について、「新型コロナウイルス感染拡大の影響で4―5月は大きく落ち込んだが、今は急速に戻ってきている」と語りました。
ロイター通信が24日水曜、横浜から報じたところによりますと、星野副社長は同日の新型コンパクトSUV(スポーツ多目的車)「キックス」発表会において、「 この状況が続けば、ここから先はもともと計画していた需要に戻ってくるのではないか」とし、市場の回復が期待できるとしています。
また、新型コロナ後の顧客ニーズもあることから、「第2波リスクは懸念されるものの、急回復中にある国内新車需要は今後、コロナ発生前に計画していた水準へと回復していくのでは」との見方を示しています。
日産は、経営の混乱によるイメージ悪化と相俟って販売不振が続き、コロナの影響も追い打ちをかけています。
海外ではすでに販売されているキックスは世界戦略車の1つで、日本では6月30日に発売が予定されています。
なお、小型SUV市場には、ホンダ「ヴェゼル」やトヨタ自動車「C―HR」などの競合車も多く、競争激化が見込まれています。
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