ゴーン被告逃亡協力の米国人、「逃亡の恐れ」で保釈認められず
7月 11, 2020 16:51 Asia/Tokyo
日産自動車の前会長、カルロス・ゴーン被告の逃亡を手助けした米国人容疑者2人について、米国のドナルド・キャベル治安判事は10日金曜、逃亡の恐れがあり保釈は認められないとの判断を示しました。
ロイター通信によりますと、日本政府は逃亡事件後、米マサチューセッツ州で5月に逮捕された米陸軍特殊部隊グリーンベレー元隊員マイケル・テイラー容疑者と息子のピーター・テイラー容疑者の身柄引き渡しを要請しています。
キャベル判事は、マイケル容疑者が「最も巧妙かつ謀略的な手口」でゴーン被告の逃亡を手助けした疑いがあるほか、ゴーン被告から86万ドル相当の資金を受け取るなど、逃亡資金もかなり蓄えているようだと指摘しています。
テイラー親子の弁護士からのコメントは得られていません。
マサチューセッツ州連邦地裁のタルワニ判事は9日木曜、両容疑者の早期保釈請求を却下しました。タルワニ判事は7月28日に再審理を行う予定となっています。
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