探査機「はやぶさ2」のカプセル内に砂の粒を確認
12月 14, 2020 20:47 Asia/Tokyo
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探査機「はやぶさ2」
日本の小惑星探査機「はやぶさ2」から分離され地球に帰還したカプセル内から、小惑星「リュウグウ」のものとみられる砂の粒が確認されました。
約6年前に打ち上げられた「はやぶさ2」は今月5日、小惑星「リュウグウ」の砂が入ったとみられるカプセルを分離し、地球に投下しました。カプセルは6日、オーストラリアの砂漠に着地し、8日に日本の宇宙航空研究開発機構(JAXA)相模原キャンパスに到着しました。
NHKが14日、報じたところによりますと、カプセルの開封作業が進められた結果、小惑星「リュウグウ」のものとみられる黒っぽい多数の砂の粒が、容器のふたなどに確認されたということです。
本格的な分析は今後行われる予定です。
「はやぶさ2」プロジェクトチームの吉川真ミッションマネージャーはカプセルの地球帰還前、外国の記者団に対して、このサンプルがどのような秘密を明らかにしてくれるのか、また「はやぶさ2」の次のミッションはどのような特徴を持つものとなるのかを語っていました。
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