菅首相が、日米首脳会談に向けた意気込み語る
4月 04, 2021 16:59 Asia/Tokyo
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菅義偉首相
菅義偉首相が4日日曜、日米同盟を軸にした北朝鮮拉致問題への取り組みや、気候変動サミット、新型コロナウイルス対策などについて語りました。
NHKなど日本の各メディアが報じたところによりますと、菅首相は4日朝、民放のテレビ番組に出演し、北朝鮮による拉致問題について「金正恩総書記が一番気にしているのは米国だと思う。日米が一体で解決する方向に持っていくことが第一段階だ」と述べたうえで、16日にワシントンで行われる日米首脳会談では、日米同盟の協力の中で拉致問題解決に向けて取り組むことを確認したいとし、「バイデン大統領に理解してもらい、日米で協力をしっかりできるようにしていきたい」と語りました。
また、今月下旬にバイデン大統領が主催する気候変動サミットについて、「米国とともに主導したい」との考えを強調しました。
一方、新型コロナウイルス対策の「まん延防止等重点措置」について、東京都など他の自治体への適用には「ありとあらゆる可能性を見ながら取り組んでいる」と説明し、自治体から要請があった場合には、「必要であれば、躊躇なく」適用する考えを示しました。
日本政府は1日、大阪、兵庫、宮城3府県を対象に新型コロナウイルスの緊急事態宣言に準じた「まん延防止等重点措置」の初適用を決定しました。期間は5日から5月5日までの1カ月間で、対象地域の飲食店に、20時までの営業時間短縮を要請することになります。
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