東京の病院で、複数名からこれまでと異なるタイプのコロナ変異株検出
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NHKは2日金曜、東京医科歯科大学附属病院で先月に新型コロナウイルスに感染しその種類の検査ができた患者のうち、71%がイギリスや南アフリカなどで検出されたものとは異なるタイプの変異株に感染していたと報じました。
(last modified 2025-06-25T12:06:53+00:00 )
4月 04, 2021 20:01 Asia/Tokyo

NHKは2日金曜、東京医科歯科大学附属病院で先月に新型コロナウイルスに感染しその種類の検査ができた患者のうち、71%がイギリスや南アフリカなどで検出されたものとは異なるタイプの変異株に感染していたと報じました。

NHKによりますと、「E484K」と呼ばれる変異があるタイプのウイルスは、「スパイクたんぱく質」のアミノ酸のうち、484番目のアミノ酸が変化した新型コロナウイルスで、この変異があると抗体の攻撃から逃れる性質を持つと考えられ、再感染しやすくなる可能性やワクチンが効きにくくなる可能性などが指摘されています。

東京医科歯科大学附属病院では、先月に新型コロナウイルス感染が確認され検査できた患者のうち、14人中の71%にあたる10人から「E484K」が検出されました。

ロイター通信が東京から伝えたところによりますと、この報道では、先月末までの2か月間で、ウイルス検査ができた患者36人中、3分の1にあたる12人からこの変異株が検出され、全員海外渡航歴がないほか、それぞれの人が接触したことはないということでした。

同病院の責任者はロイター通信の取材に対し、この点に関する説明は行いませんでした。

東京五輪の開催が7月に近づく中、日本は新たな感染の波の渦中にあります。保健専門家らは、まだ国内で大規模なワクチン接種が始まっていない状況にあって、特に変異株について懸念を深めています。

 

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