国際母なる地球デーにちなんで、東京で集会が実施
今月22日木曜、都内にて地球環境保全を訴える日本の青少年らがアースデーにちなんで、経産省前で集会を開催しました。
アースデーは「国際母なる地球デー」や「地球の日」とも呼ばれ、地球環境について考える日として制定されました。
この日、参加者の1人は象徴的なパフォーマンスとして経産省ビルの前に横たわり、飢餓に苦しんでいる人々が大勢存在することを示しました。
さらに、参加した中学生の1人は、ホッキョクグマの形の帽子をかぶり、「誰一人取り残さない」などのプラカードを掲げ、「今後東京が沈んでいく、あるいはもっとひどい暴風雨や台風などに見舞われるというなら、今行動を起こすべきだ。今から10年後に、自分が何もしなかったがために甚大な災害につながったときに後悔したくない。気候変動による危機の恐れがあると知ったからこそ、私は行動を起こした。それは自分や全ての人々の将来を守りたいからだ」と語っています。
また、別の17歳の高校生は、「政治家や実業家が、多数派による決定を下しているが、その背後にはもっと多くの市民の意見は存在している。気候変動問題に対応すべく、もっと一般市民の意見を運動に盛り込んでいく必要がある」と述べました。
そして、参加した23歳の大学院生は、「地球の気温全体を摂氏1.5度下げる、という目標を達成したい。日本は世界第5位の二酸化炭素の排出国であるが、それについて省みられていない。日本政治の問題は、それまでの延長として目標を設定はするものの、実状では、今後起こりうる気候変動の危機を放置していることだと思う」としています。
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