日本で火災保険料が来年度にも値上げへ、契約期間は短縮
(last modified Thu, 20 May 2021 08:11:12 GMT )
May 20, 2021 17:11 Asia/Tokyo
  • 日本での自然災害
    日本での自然災害

日本で、大型台風の発生など自然災害の増加を受け、火災保険料が今後さらに値上げられることが予想され、10%程度の引き上げが調整されています。

NHKによりますと、損害保険会社から作られる団体は、保険料に関して過去最大の10%程度の引き上げを検討しているとされています。

火災保険の保険料は、損害保険各社で作る「損害保険料率算出機構」が計算した「参考純率」が目安とされ、同機構はこの率の引き上げを月内に金融庁に届け出ると見られています。

また、今は最長10年の火災保険契約期間が5年に短縮され、それにより保険料の値上がり分を反映しやすくすることも見込まれています。

これを受け、来年には値上げが予想されますが、一方で保険料の値上げは、新型コロナウイルスのパンデミックで深刻な打撃を受けている市民に大きな負担となることへの懸念も浮上しています。

 

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