台風８号、今夜から明朝にかけて東北に接近・上陸の見込み

7月 27, 2021 17:57 Asia/Tokyo

台風８号は関東の東の海上を北寄りに進み、２７日火曜夜遅くから翌明け方にかけて東北に接近・陸する見込みです。

気象庁によりますと、台風８号は２７日午後３時には千葉県銚子市の東１４０キロの海上を１時間におよそ１５キロの速さで北北西へ進んでいます。

関東甲信や東北の広い範囲が強風域に入っていて、この３時間の最大瞬間風速は千葉県銚子市で午後３時ごろに観測された２３．５メートルです。

台風の中心から離れた場所でも大雨になるおそれがあり、土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に警戒し、強風や高波に十分注意が必要です。

一方、東京五輪組織委員会は台風の影響を考慮して、すでに一部の試合の前倒しや延期を決めています。

千葉県一宮町で行われているサーフィンは、決勝を当初の日程より１日早め、２７日中に準々決勝から決勝までを行うことになりました。競技は予定どおり午前７時から始まりました。

また、女子サッカーの試合が開催される宮城県は、台風８号の接近により、予定していたボランティアの活動を全て中止することを決定しました。この試合には約２８０人のボランティアが参加予定でした。

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