パラリンピック関連の感染者が、24日の開幕を前に100人を超過
8月 21, 2021 16:04 Asia/Tokyo
東京パラリンピックの開幕を3日後に控え、海外から来日した選手1人など、新たに15人の関係者が新型コロナウイルスに感染したことが判明しました。
これにより、同大会組織委員会が今月12日から発表している、パラリンピックに関連した感染者の数は100人を超えました。
同委員会は21日土曜、東京パラリンピック関係者のうち、新型コロナの検査で新たに陽性反応を示した人が15人に上ったと発表しました。
このうち1人は海外から来日して間もない選手で、選手村にはまだ入っておらず、残りの14人の内訳は、海外からの来日者が6人、選手村に滞在する選手団の関係者が1人、大会関係者が4人、大会の委託業者が1人となっています。
さらに、このほかの8人は日本在住で、いずれも大会の委託業者とされ、これで組織委員会が今月12日から発表しているパラリンピック関連の感染者は100人を超え、101人となりました。
加えて組織委は、「20日金曜の検査で陽性反応を示したと発表した選手1人の濃厚接触者に、9人が認定された」とし、「9人はいずれも隔離の措置が取られていて、毎日検査を行ったり必要な感染対策を講じたりしたうえで、練習や競技への参加を判断する」としています。
一方、すでに閉幕したオリンピックに関連して海外から来日した大会関係者1人の感染も確認され、これで五輪関連の感染者は547人に達しました。
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