日銀が、中国人民銀との為替スワップ取り決めを延長
10月 25, 2021 20:06 Asia/Tokyo
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日銀が、中国人民銀との為替スワップ取り決めを延長
日銀が、中国人民銀行との為替スワップ取り決めの延長を決定しました。
ロイター通信が25日月曜、東京から報じたところによりますと、日銀は同日、中国人民銀行との間で人民元と日本円を融通するための為替スワップ取り決めを延長することを決めたと発表しました。
この取り決めによる引き出し限度額は前回と同じ規模で、日銀では2000億人民元、中国人民銀では3.4兆円となっています。
日銀は2018年10月に人民銀との間で為替スワップ取り決めを締結しており、その期限到来に合わせて延長を決定し、新たな期限を2024年10月25日までとしました。
なお、日本の金融機関の人民元の資金決済に不測の支障が生じ、金融システムの安定確保のために必要と判断する場合は、日銀はこの取り決めを活用して人民元の流動性供給を行う方針を打ち出しています。
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