ホンダが、電動バイクの企業向け販売へ
10月 28, 2021 15:17 Asia/Tokyo
国内の大手メーカー・ホンダが、バッテリー交換により長時間走行可能なバイクを企業向けに販売することになりました
NHKが28日木曜、報じたところによりますと、新型コロナウイルスの影響で食品の宅配需要が高まる中、バッテリーを交換することで連続して走行できる屋根つきの電動三輪スクーターを、29日金曜からホンダが企業向けに販売する予定です。
これは、食品の配達などを行うためのバイクで、ホンダが企業向けに開発したものです。
このバイクの特徴は、バッテリーがいったん切れても充電済みバッテリーに交換することで連続走行できることにあり、1回の充電で走行できる距離も従来の1.2倍の77キロメートルまで伸ばしたということです。
「ホンダモーターサイクルジャパン」の室岡克博社長は「電動バイクの普及に向けて課題となっていた充電による待機時間を解消できる」とコメントしました。
新型コロナの影響で食品の宅配需要が高まる中、ホンダは関連する企業からの受注を増やしたいとしています。
脱炭素社会の実現に向けた電動化の動きは、川崎重工が今月、先進国に投入するオートバイのほとんどを2035年までに電動にする方針を打ち出すなど、バイクにも広がっています。
ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://twitter.com/parstodayj