イスラエルの刑務所で、21人のパレスチナ人ジャーナリストが収監
11月 10, 2022 18:45 Asia/Tokyo
アラブの人権団体が、シオニスト政権イスラエルの刑務所に収監中のパレスチナ人ジャーナリストが21人にのぼることを明らかにしました。
トルコのアナトリア通信が10日木曜、報じたところによりますと、レバノン・ベイルートに本部を置くジャーナリスト支援委員会は、発表した声明において、シオニスト政権イスラエルがジャーナリストを逮捕する政策を続けており、現在同政権が収監中のパレスチナ人ジャーナリストは21人にのぼるとしました。
同委員会はさらに、この行動におけるシオニスト政権の目的が、自身のパレスチナ人に対する犯罪が暴かれ面子を無くすような、パレスチナ人ジャーナリストの報道活動を阻むことにあると指摘しました。
また、パレスチナ人ジャーナリストやその他の一般市民の違法な逮捕という、シオニスト政権が行う政策を非難しました。
一方、パレスチナ人ジャーナリスト連合もこれに先立ち、シオニスト政権軍により殉教したジャーナリストが、2000年から現在までに55 人にのぼると発表しています。
さらに、パレスチナのガザ地区、ヨルダン川西岸、東エルサレムでイスラエル軍からの直接的銃撃やゴム弾、催涙ガス、警棒での殴打によって負傷したパレスチナ人ジャーナリストが、2018年以降だけで144人となっているともしました。
シオニスト政権はパレスチナ人のジャーナリストを、人々を挑発する行動を取ったという口実のもとに起訴したり、さらに直接的な行為を加えるなどして、弾圧し続けています。