イスラエルの犯罪に関する報告書が国連に提出
12月 13, 2022 16:55 Asia/Tokyo
パレスチナ自治政府のマーリキー外相が、同国の子どもに対するシオニスト政権イスラエルの犯罪に関しての報告書を、ヴァージニア・ガンバ国連事務総長特別代表(子どもと武力紛争担当)に渡しました。
パレスチナ・サマー通信によりますと、マーリキー外相は12日月、パレスチナ人の子供たちに対する意図的かつ大規模で組織化されたシオニスト政権の犯罪に関する報告書を、ガンバ国連事務総長特別代表に提出しました。
マーリキー外相はガンバ国連代表との会談で、「2022年に入ってから、イスラエル政権はパレスチナ人の子どもを52人殺害している。これらの犯罪は国際法、特に人権に関する法律への明白な違反である」と述べました。
さらに、ガンバ国連代表に、占領者たるシオニスト政権に対してパレスチナ国民へ行う犯罪の停止を呼びかけるよう、また、国際社会がパレスチナ人支援の義務を果たすよう求めました。
また、国連に対しても、シオニストの戦争犯罪者を処罰するために必要な措置を取って司法機関へ引き渡すよう求めながら、イスラエルを占領行為によって建てられた政権と見なす必要性、さらには、イスラエル軍とシオニスト入植者を武力紛争における子どもの権利の侵害者リストに含める必要性を強調しました。
一方のガンバ国連事務総長代表も、子どもを守るためのパレスチナ政府との協力・連携を強調しました。
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