国連総会が、パレスチナ人の自決権を承認
12月 17, 2022 19:43 Asia/Tokyo
パレスチナ自治政府のマーリキー外相が、「米ニューヨークで開かれた国連総会は、パレスチナ人の自決権を支持する決議案を賛成多数で採択した」と述べました。
マーリキー外相は16日金曜、国連総会でこの決議案に対して168カ国の賛成票が投じられたと述べました。
また、反対したのはチャド、イスラエル、マーシャル諸島、ミクロネシア、ナウル、アメリカであり、棄権は9カ国だったとしました。
そして、「過半数の国々による賛成で、イスラエルが行うパレスチナ国民への権利侵害や犯罪に対し、公のかたちで反対が示された」と指摘しました。
その上で、国連加盟諸国に対し、パレスチナ人が明確に持つ権利の保護に対する自身の責務を果たし、聖地ベイトルモガッダス・エルサレムを占領するシオニスト政権を押し留めるために実際的な措置を取るよう求めました。
国連総会は今月初めにも、パレスチナ人、中でも難民のための5つの決議案を賛成多数により採択しています。
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