ヨルダン川西岸ジェニンで、抵抗組織とイスラエル軍が衝突
6月 25, 2023 16:27 Asia/Tokyo
各情報筋は24日日曜未明、パレスチナ・ヨルダン川西岸ジェニンの西部でシオニスト政権イスラエル軍に対抗するパレスチナ抵抗組織が、同政権の無人機を迎撃したと報じました。
ヨルダン川西岸を中心としたパレスチナの被占領地はこの数日、特殊な状況下にあり、シオニスト政権の際限ない犯罪に対して、パレスチナ抵抗組織があらゆる手段を用いた報復作戦を行っています。
イルナー通信によりますと、パレスチナ抵抗組織はジェニン難民キャンプでシオニストの無人機を迎撃しました。
また、同じヨルダン川西岸のラマッラ北部にあるジャラゾン難民キャンプでも、出入り口に設けられていたシオニスト軍の見張り台にパレスチナ人の若者らが火を放ちました。
一方、ラマッラに隣接するアルビレのベイトエル入植地の検問所では、シオニスト入植者の一団がパレスチナ人とその車両を投石で攻撃しました。
パレスチナからの別の報道によりますと、パレスチナ・イスラム抵抗運動ハマスの軍事部門であるカッサム旅団は24日土曜、「シオニスト政権が、ヨルダン川西岸におけるパレスチナ人へのテロ攻撃と殺害で無人機を使用したことは、同政権が抵抗組織に対しその存在を終える序章といえる」と強調しました。
カッサム旅団は、ガザ地区北部のハマス指導者の一人の追悼式典でも、「ヨルダン川西岸の街頭は今、占領者たるシオニストらにとってもはや安全な場所ではなくなっている」としています。
シオニスト政権は今月21日、ヨルダン川西岸ジェニン近郊のジャラマにおいて、パレスチナ抵抗組織の戦闘員が乗る車両を無人機で攻撃するという前例のない行為により、3人を殉教させました。
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