米がイラク駐留を継続
8月 24, 2023 22:17 Asia/Tokyo
イラク国民の自国における米軍駐留への反対が高まっている中、米政府は依然として同国領内に軍隊を維持しようとしています。
プレスTVによりますと、イラクのシーア派民兵組織カタイブ・ヒズボッラーは、「イラクの一部都市における米軍の動きは、イラクでの駐留を継続しようとしていることを明白に示している」としました。
その上で、「抵抗グループは、地域やイラクにおけるアメリカの敵対的計画や陰謀を粉砕するための準備をとっている。アメリカはイラクにおける米軍は無駄な努力をしていることを知っておくべきだ」と述べました。
他にも、テロ組織と対峙するイラクのアサイブ・アフル・ハック(AAH)は22日、イラクに残留している米軍は同国から撤退する必要があるとし、「イラク軍には自国を防衛する能力がある」としました。
同組織はまた、米軍がイラクでの駐留を続けている目的は、地域におけるシオニスト政権の安全を確保することにあるとしました。
アメリカは、ISISと戦うイラク軍の訓練・助言を口実に、同国内に約2500人の兵力を維持しています。
イラク議会が米軍撤退決議を可決したにも拘らず、米国は引き続き軍事駐留を継続しています。
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